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開講セミナ一覧(過去の実施例も記載🙇‍)

終了しました🙇‍(定員250名→初回130名参加🙌)→2024年10月以降実習セミナ開催🤗

「モータの基礎理論と数理解析セミナー」(KESCO主催)

 2023年6月15日(木曜日)から隔週(8月は1回 だけ)で2023年10月5日(木曜日)までMicrosoft Teamsでオンラインで開催します。なお,事前登録制です。事前配布セミナ資料,セミナ終了後の動画などは,パスワード付きのWebページで公開されるので,必ず登録して受講下さい。
 また,セミナーの次の週の水曜日16:00~17:30にオフィスアワーを設け,セミナー内容について質疑を受け付けます(詳細は,セミナー資料に記載済み)。
 なお,COMSOL Multiphysicsの競合他社の企業様のご参加は,誠に申し訳御座いませんが,受講をお断りさせて頂いておりますので,悪しからずご了承願います🙏
 なお,KESCO主催で毎月行われている各種セミナのお申込みは,下記からお願いします🙇‍
https://kesco.co.jp/seminar/

 

 

セミナー概要

 本セミナーは,電気系学科出身の技術者ならびに理工系学科出身の若手ならびに中堅の技術者を対象に電気工学の基礎とモータの理論解析の導 入を行います。
 電気工学の基本は,数学,力学,電磁気学です。本セミナでは,まず,電気工学に必要な数学と力学の復習に始まり,電気屋の基本であるjωの話題,フーリエ級数法,フーリエ変換法,ラプラス変換法を通して電気回路理論を学びます。次にモータの理論解析に必須であり,電気工学で最も 難解な電磁気学をざっと流し,特にモータのトルクの発生に関わる「磁気回路」「Maxwellの方程式」,「仮想変位の原理」,「Maxwellの応カテンソル」 について掻い摘んでお話をします。
 以上でお膳立てができ上がりますので,いよいよモータの基礎理論である電気機器の話に移ります。電気機器学に関しては,変圧器や半導体電力変換装置のような静止器の話は除き,電動機に限定して話を進めます。まず,単相交流を通電した単相巻線が作る正相分と逆相分回転磁界に始まり,常に一定方向の回転磁界を作ることができる二相交流,さらに現在最も卑近に使われている三相交流によって移動磁界が生じる原理について,定性的並びに数理的に解説します。その応用例として誘導電動機,同期電動機の違いについて解説します。
 残りに2回のセミナでは,数値解析の基礎理論となる微分方程式について言及し,さらに,解析解の限界について話し,重み付き残差法を用いた有限要素法と境界要素法の基礎について数学的に説明,最後に近年のCAEの代表例で偏微分方程式ならびに常微分方程式の解析ツールであるCOMSOL Multiphysics®と電子回路シミュレータPLECS®について紹介します。

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